生体中のたんぱく質を構成するアミノ酸はL-アミノ酸であり、光学異性体であるD-アミノ酸は、長年、生物にとって不要なものと考えられてきました。
しかし、2000年初頭頃から、D-アミノ酸が哺乳類を含む高等動物においても重要な生理機能を有することが明らかとなってきており、例えば、D-セリンは記憶や学習など脳の高次機能制御に、D-アスパラギン酸は脳ホルモンの分泌制御やテストステロンの合成促進に働くことが注目されています。
弊社事業は、「D-アミノ酸、D-アミノ酸関連酵素およびそれらを高生産する微生物」をコアコンピタンスとし、D-アミノ酸関連製品・サービスを世に生み出すだけでなく、D-アミノ酸に関連する有益な情報を世に提供しその有用性について啓蒙を図ることでも社会に貢献してまいります。